お年玉

今年も母方の祖父母、父、姉夫婦よりいただきました。
お年玉というのはいくつになっても嬉しいのですが、今までの20年間で一番嬉しかったお年玉があります。
それは4年前、6歳上の姉より初めてお年玉をもらったとき。
姉とは6歳離れていたので、学校も一緒に行ったことがなく、20歳で家も出ていたので、あまり一緒に過ごすことがなく、姉は自分勝手で、正直なところ6歳上といっても姉らしくもなかったんです。
4年前は、姉は21歳で一人暮らしを始めて1年半くらいのときでした。
仕事に成功していたわけでもなく、かなり貧乏生活をしていたみたいなのですが、兄と私に初めてお年玉をくれました。
金額は1000円でしたが、とても嬉しかったのを覚えています。
そして、お姉ちゃんってすごいなぁって、思いました。
それから翌年は3000円、翌々年、翌々翌年は5000円と、毎年のように私たち兄弟にお年玉をくれました。
そして「今年で最後だから」と、今年は夫婦でお年玉をくれました。
正直なところ、4・5年ほど前まで、頼りにしたりというのがなかった姉ですが、こんなにもらって嬉しかったお年玉は初めてでした。
この思いを一生忘れることなく、これからは姉夫婦に子供ができたときに、お返しとしてお年玉をあげれるようになりたいと思います。